ガラケーからガラホへ

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先月から携帯・スマホ・ルータ・パソコンなどの乗換え・買い替え・解約などを見直している。スマホは4年前に2代目を購入・契約した。携帯(いわゆるガラケー)はめったに使わなくなったが、それまでの電話番号(海外からの受信、二段階認証、SMSなどで必須)を維持するために安いものに乗り換えた。Softbank, docomo, au大手三社のなかで、auへの乗換えが一番安く、通話+SMSだけで480円/月(端末のガラケー本体GRATINAは実質0円)だった。以来ガラケーは緊急用でほぼ放置した状態だった。4年近くなってはじめて契約内容をチェックしたら、毎月支払いが1540円になっていた!My auチャットサービスであれこれ聞いて、書きながら情報を整理している。

My au情報照会

ガラケーはめったに使わず、過去3年くらいは夜間は電源も切ったままで、どこに置いたのかも忘れるくらいだった。昨日はじめてMy au(auお客様サポート)にログインして、料金プランと支払額をチェックした。My auを開くと「ご利用料金ー請求額」が表示される。月請求額はなんと1540円!内訳を見ると、基本料金743円+オプション680円+3円+税金114円になっている。利用期間は44ヶ月、2013年6月くらいに契約した計算になる。

月480円だと思っていたのが、1540円とは知らなかった間抜けな男だ。通信業界の悪しき商習慣「最初は安く見せ、2年契約で縛り、途中解約違約金をとり、1~2年後は割引がなくなって月割り額が高くなるといった風にして、後で高額にして回収する」という術策にハマったのだろう。いや契約内容を正確に確認しなかった自分の責任だが、そのときの店員からは何の説明もなかった。

契約した後で思い違いに気づいても後の祭りなので、買う前にしっかりと調べ、契約内容を確認しないといけない。それはスマートフォン購入のときに分かっていたのであれこれと調べた。それでも調べきれない、理解が間違っているということがある。今回もその一つだが、そもそもどんな契約だったのか、契約時からの月支払額はいくらだったのか、いま解約すると違約金は発生するのか・・・などといった基本的なことが、My auを見ても分からない。請求額は過去6ヶ月までしか表示されない。契約内容はどこに書いてあるのか不明。たぶん「毎月割」というプランなのではないか?

プランEシンプル

昨夜はMy auにログインしたのはいいが、知りたい情報を得るのに時間がかかり、契約内容の詳細も分からなかった。いま、この記事を書きながらもう一度My auサイトをアッチコッチ探してやっと分かった。「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約情報/手続き」→「ご契約情報」→「料金/割引サービス」→「料金プラン」と複数タブをクリックしないと表示されないのが原因だった。

分かったのは「料金プランは、プランEシンプル」、「割引サービスは、誰でも割auスマートバリューは適用なし」・・・たったそれだけで、その内容説明は何もない。プランEシンプルって何なのさ!?誰でも割って何なのさ!?とストレスが溜まる(笑)

プランEシンプルの右下に「その他料金プラン」があったのでクリックしたが、わけの分からんページが表示され、どこにも説明がない。「料金割引サービス」→「2年契約(誰でも割)」を開く。そのページにはなんと20ものプランが並んでいた。その中に「プランEシンプル」があった。「2年単位のau継続利用で基本使用料が50%割引」ということらしい。「データ定額サービスを契約したときの毎月割」という案内もある。ページを開くと28ものプランへのリンクが列記されていた。その中にもプランEシンプル(2015年受付終了のプラン7つを含む)があり、このリンク先でやっと「プランEシンプルの内容」が分かった。

たしかに基本使用料は半額の743円で、請求書に記載どおりだ。480円は何だったのだろう?おまけにオプション680円が請求されている。これは何なんだ?その内容についてはどこにも記載がない。分かったところで、余計なオプションを追加したのは多分自分のミスなんだろう。いまさら余分な支払いを取り返そうとしても無駄だとあきらめる。それよりも、できるだけ早く、もっと安い携帯かスマホに乗り換えることを考えたほうがいい。

auチャットで質問

しかし、プランなるものが20いくつもあり、データかSMSか音声通話か、かけ放題か定額か…なんだか各種の選択があってわけが分からん。面倒なことだ。ショップに行って店員に聞くのも時間がかかり面倒だ。それで、気が付いたのが画面右下に表示された「チャットで質問」への誘いだった。クリックすると最初はロボットが応対する。質問をするが「分からん。もう一度。別の言葉で。」と返ってくる。「携帯電話で一番安いプランは何ですか?」、「もっとも安い携帯はどれですか?」などと質問するが答えがない。数分経って、XXさんがチャットに参加した。

「音声通話契約で月額基本料がもっとも安いプランは何ですか?受信と緊急発信用でかけることは月数回もない。データ通信は不要です。端末は別で一括払い。割引がどうのこうのというのは不要です。毎月いくら支払えば良いのかだけ教えて欲しい。最初は安くて1~2年後に高くなるというプランもだめです。2年契約だったら毎月同額のXXX円ですといった答えが欲しい。」

こういった趣旨のことを何回かに分けてチャットした。それで教えてくれたプランが、「ケータイ (4G LTE) 料金プラン一覧」の中のVKプランである。998円/月※2年契約(誰でも割)ご加入時…という。AAAプランxxx円、ただしBBB加入(契約)時・・・といった記述がやたらと多い。auに限ったことではなく、この業界の特徴だ。「但し書」が多すぎるのだ。但し書(適用条件ともいう)がひとつならまだしも、いくつもあると何がなんだか分からない。

ケータイ(4G LTE) ガラホ!?

チャット担当者が、3Gガラケーの新規受付はなくなり、4Gガラホになりますが・・・という。ガラケーは聞いて知っているがガラホという業界用語は始めて耳にした。こちらに説明があった。Wikiにも「ガラホ」の説明があった。ガラケー(ガラパゴスケータイ)+スマ(スマートフォン)を語源とする。見た目や使い勝手はガラケーと同じだが、中身(技術基盤)はスマホと同じ・・・という端末のことらしい。ガラケーだからおサイフケータイやワンセグといった日本独自の機能も入っている。形状は二つ折りが主流である。これも端末自体の新規購入(乗換え)の検討対象になると思った。LINEやEvernoteも使え、WI-Fiやテザリングもできる。これならスマホに拒否感をもっている人にも受け入れられるだろう。通話専用とスマホの2台を持つ人が増えているそうだ。

SIMロックとauロック(L2ロック)

ガラケーでもスマホでも、回線接続するためのICチップが挿入されている。一般的にはSIMカードと云う。docomoではUIMカード、FOMAカード、auではau ICカードといったりするが、どれも同じことと考えてよい。各社独自性を出したいのか知らないが、おかしな名称を使うので紛らわしい。SMSも標準的な用語だが、auではCメールというので、何のことか分からなかった。

ここで書いておきたいのは、SIMロックとかSIMフリーという用語とauガラケー・ガラホを調べていて出てきたauロッククリアという用語の違い、さらに白ロムという用語の意味である。

  • SIMロック
    au/docomo/softbankといったキャリアが違えば、SIMロックされたSIMカードは使えないということ。自社の端末を他社の回線接続には使わせないという狭い心を持った企業の話。
  • SIMフリー
    上記のような排他主義でなく、どこのキャリアでも使えますよ・・・というSIMのこと。海外はかなり昔から(最初から?)SIMフリーだった。つまり、回線接続サービス業者と端末販売会社が分離していた。日本のキャリアは自社囲い込みから出発しており、カルテルで独占禁止法違反だと思うのだが、なぜか野放しになっていた。2015年を境に総務省の指導が効いてきたようだ。
  • ロッククリア
    auの端末であっても端末が違えば使えないようになっているICカード。これを機種変更した新しい端末で使えるようにすることをロッククリアという。SIMロックをフリーにしても第2のロックがかかっていることから、これをL2(Level2)ロックとも呼ぶ。
  • 白ロム
    携帯電話端末に挿入したSIMには電話番号が書き込まれている。電話回線接続サービスを解約するとこの情報が消去される。この電話番号が書かれていない状態の端末のことを白ロムという。ロムはROM(Read Only Memory)のこと。かつてはROMに番号が書き込まれたので、書き込む前や消去した後、白紙の状態のROMという意味で白ロムと呼ばれる。ほかに赤ロムとか灰ロムという用語あり。

自分で機種変更できるか?

答えは「できる」である。実際に変更するためにはそれなりの知識が必要である。先に書いたSIMフリー、ロッククリア、白ロムという用語も理解している必要がある。といっているが、ガラホを勉強する中で知ったことである。自分で機種変更するというのも意味不明だと思う人もいるだろう。いま私が考えているのは、4年ほど前に買ったガラケー(au GRATINA端末+au 3G回線サービス-プランEシンプル契約)を4G LTEに接続できる端末(ガラケーまたはガラホまたはスマホ)に変えることである。いずれ3Gは打ち切りになり4Gのみになる。すでに3Gの新規販売はしていない、4G LTEサービスしかない…とauチャット担当者が言っていた。

現在のガラケー(めったに使わない)の契約を続けると毎月1540円以上支払っていくことになる。一方、4G LTEのVKプランに変更すれば998円/月になる。そうするためには3Gガラケーを4Gガラケー/ガラホ/スマホに機種変更しなければいけない。auショップに行けば、機種変更にかかわる作業をすべてやってくれるが、端末が高すぎる。ガラホでも4万円以上になる。格安スマホといわれているSIMフリー端末の価格は2~3万円が多い。

安い端末を調達できる手段がある。白ロムの中古端末市場があることを知った。中古ではない未使用品も安く出回っている。ちょっとネット販売を調べると、GRATINA4G(ランクS未使用品)は3980円、ソニーのXperia(海外版、ランクB美品)は6800円で買える。こうした端末を買うときに留意すべきことは、SIMフリーかロッククリアされた白ロムであるという確認をすることだ。そうでないと買っても使えないことになる。

白ロム端末さえあれば、電話回線サービスをauに注文してSIMを挿入するだけで使えるようになる。別の端末を買ったときには、同じ回線接続サービスを継続使用するなら、SIMカードを新しい端末に自分が挿入するだけで、つまり機種変更ができるということだ。

 

〔参考資料〕

SIMフリーガラケーのSimple 102.6x45.0x14.4mm 74g

5980円、Dual SIM搭載。基本料899円、通話料30秒20円、SMS送信1通3円 →生産終了!