毒母

Share  
admin's picture

時代とともに変化する家族のカタチ。かつては"頑固な父親"~子供にとって親の言うことは絶対だった。それが最近ではまるで友だちのような親子(とくに母娘)の関係が目立つ。そんな中、新たに"毒母"が注目されている。

原宿カウンセリングセンターでは、毒母に苦しむ娘たちの集団カウンセリングを行っている。カウンセラーは、臨床心理士の信田さよ子。彼女が書いた『母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き』(2008年)が注目されている。古くは、精神科医久徳重盛が1979年に発表した精神病の概念"母原病"(1979年)がある。

いずれも子供(とくに娘)に悪影響を与える母親のことである。作家(角田光代、村山由佳、田房永子)や芸能人(遠野なぎこ、小島慶子)も自らの経験談を語るようになって反響を呼んでいる。田房永子は自らの経験を60のエピソードに分けて漫画「母がしんどい」を書いた。

アメリカでは1989年に精神医学者、スーザン・フォワードが「Toxic Parents」を著した。日本語翻訳版は「毒になる親」で、1999年に出版されている。

毒母チェックリスト

三つ以上思い当たる母親は、"毒母"である。

  1. 言うことに疑問・同意しないことは許さない
  2. 過剰な期待をかけプレッシャーをかける
  3. 望みどおりになるように指図ばかりする
  4. 学校・仕事・恋人を選ぶときに介入する
  5. 親子の縁を切るといって脅したことがある。
  6. 「バカ」「醜い」などののしったことがある
  7. いつも自分が中心でいたい
  8. 「正しい」「正しくない」と決め付ける
  9. 自分の誤りを認めようとしない
  10. 批判されることに敏感