Google VoiceとSkype

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自宅の固定電話・インターネット定額接続を解約して約3年になる。ケータイから他社携帯・固定電話へかけて長電話になると通話料が高額になるので、一昨年からGoogle Voiceを使っている。料金が1/4~1/14になり、通話品質も良くなったのでお勧めだ。Gmail、Googleトーク、G+から使え、ビデオ会議もできる。

10数年前、VoIP技術を使ったインターネット電話が出現し、企業の内線電話で採用にするようになった。アメリカの職場から日本の職場の内線電話にかけることができるようになったが、遅延・エコー・欠落があって、音質にも違和感があった。無機質な別人のような声になるので感情を伝えることはできず、普通電話と同じようなコミュニケーションは無理だった。

同じ頃アメリカでは通話料の価格破壊が起こり、日本への国際電話料が1分10セントになった。円高も進んだ結果、一般家庭から1分10円で国際電話をかけられた。その一方、日本ではケータイが普及し、2001年頃公衆電話からケータイに電話すると100円玉が一分単位でなくなるのを知って愕然とした。市内通話が3分10円の時代に慣れていたからだ。

ケータイ通話料が高すぎる

あれから10年以上経ったが、ケータイ電話の通話料はいまだに1分40円以上かかる。家族割りで同じキャリア同士なら無料になったのはありがたいが、他社携帯・固定電話への通話料は多くのキャリアで1分42円だ。月980円支払えば通話料は半額になる、1400円払えば10分間は無料・・・といったサービス契約もあるが、固定電話時代の国際電話よりも数倍高いのは納得がいかない。

ある日、健康保険、年金、税金、管理費、クレジットカードの支払い口座などの確認のためにあっちこっち電話したら、数千円課金されて驚いた。自動応答の案内でイライラするだけで100円を越え、オペレータにつながって10分以内に話を切り上げても500円くらいかかるので、それを10回やれば5000円になってしまう。あるときは妹がキャリアを変えたのを知らず、込み入った話を長々としたら1万円も課金された。

私はケータイをほとんど使わないので、最小限の価格プラン(980円+315円+390円)しか契約していない。インターネットはすべてWiMAX接続にしているので、ケーターとスマホの2台で月支払いは通常3000円以内だが、何かの問い合わせや海外への電話があるとすぐに数千円になる。間違ってケータイからPCブラウザを使ったら数分で6000円課金されてしまう。これも納得がいかない。

Google Voice

話が逸れて不平不満を書いてしまったが、本題に戻ろう。先に書いた不満を解消するために、通話料を抑えようと一昨年から使っているのがGoogle Voiceである。これは3年前から使え、Gmailから使うのは"Call Phone"と呼ばれ、その後Googleトークから発信できるようになった。当初は米国内への電話はすべて無料だったが、ベータテスト完了後は有料になった。1分1セントだから100分かけても100円だ。Google Voice料金表

日本でのサービスは2011年8月から開始された。日本国内の携帯電話への通話料は1分11セント、固定電話は3セント、VoIPは9セントである。1ドル100円として、他社携帯電話への通話料は1分11円だ。日本の携帯各社の通話料は42円だから、ほぼ1/4である。通話料はあらかじめ10ドル単位で購入しておく。Googleウォレットを使ってクレジットカード決済できる。10ドル(約1000円)あれば他社携帯に90分間かけられる。ケータイでかけると3818円かかるからかなりの節約になる。固定電話だと5時間33分かけられる。ケータイだと1万4千円だ。

2013年5月に、Google+ハングアウトと連携した。

Skypeから他社携帯・固定電話へ

Skype登録者同士は無料で通話できる。他社携帯・固定電話にかけることもできる。Google Voiceよりも割高だが、通話品質はよいと思う。Skypeから発信すると一回当り9円90銭の接続料が課金される。つまり、たとえば100回かけると1000円+通話料(1分3.22円)になる。Google Voiceには接続料がないので、通話料(1分3円)だけだ。

固定電話によくかける人は月690円で、通話無制限になるのでSkypeのほうがお得だ。

Skypeから携帯電話およびVoIPにかける場合は、1分17円50銭でGoogle Voiceの5割増しの料金だ。なお、日本の携帯電話にはかけられないので、Google Voiceを利用する。