飛耳長目

スマートフォン

いうまでもなくアップルiPhoneが市場を開拓した。厄介な買収などの重い手続きをとらずに通信インフラを獲得した戦略が功を奏した。先進国の多くがようやく3Gへの移行に重い腰を上げたタイミングを見て新商品を投入し、スマホとはこういうものというユーザの認識形成に成功した。iPhoneの顧客にも恵まれていた。初期ユーザの中心が、イノベータ層と呼ばれる人たち、日本では「オタク」と呼ばれる人たちだったため、顧客サポートという厄介な問題をある程度回避することができた。

イノベータ層とは、ITリテラシーと自己解決能力の高い人たちで、なにかトラブルがあっても自分で技術的に検証したり、Webを調べたりして、課題を特定できる人たちである。問題は自分で解決したほうが早く、自らのスキルアップにもなるという意識が高い。

余談だが、古代ローマの思想家にGugurecus(ググレカス)という人がいる。元老院議員で、当時最高の知識人と称えられた。なんでも知っていたので人々の注目を浴びたが、図書館で調べれば分かるようなことを聞かれると「自分で調べろカス」といった。「グーグルで検索すれば分かる!このカス野郎!」にかけて、これを「ググレカス」という(笑)グーグルで検索することを「ググル」という用語はずいぶん昔から使われているのは事実だ。

このググレカスの話は、日本版ウィキに書かれた「悪ふざけのウソ」なので無視すること。当然のことながら英語版にはない!「ググレカス」という造語はダイアモンド社の記事で引用されていた。ビジネス向けの記事で使うのは読者に無用の誤解を与えてしまう「悪ふざけ」ととられかねない。同じ記事に、「ガラケー」という造語も出てくる。「ガラパゴス・ケータイ」の略語だそうだ。ダイアモンドは芸能雑誌になったのか?

話が脱線してしまった。ダイアモンド社の悪ふざけのような記事に係わったからだ。

iPhone市場で興味深いのは、従来の企業ではなく「個人のエンジニア」たちが「あわよくば一発あげよう!」という機運がもりあがってアプリのゴールドラッシュになったことだ。iPhoneは世界に開かれており、ヒットすれば世界規模でビジネスを展開できるからだ。伝統的な日本企業には、そういう発想が欠けているのではないか?

(更新日2011年9月20日)

関連情報

スマートフォン比較[2011-03]

2011年3月 HTC001HT購入前に調べたスマホ比較

現在Softbank 832Pを所持しているが、使わない機能が多く毎月12000円の負担が重くなっている。昨年からiPhone4などスマートフォンへの買い替えを検討中。インターネット接続は価格・性能・利便性から、@nifty WiMaxに切り替えた。auひかり100MとEモバイル7.2Mは不要になった。ネットで調べ店頭(ヤマダ、ヨドバシ、ビック)で聞き、三日間で結論に至った。それだけ@nifty WiMaxが他を圧倒して私の要求に叶っていたということだ。

スマートフォンは雨後の筍のようにさまざまなものが発表され、ネットで調べ、店員に聞いてもどれがいいかよく分からないまま、三ヶ月経った。832P支払いがまだ10ヶ月残っているので、電話はいまので我慢して、携帯パソコン代わりのiPadにしようかビデオ用にiPod Touchにしようかとあれこれ迷ってきた。Smart Phones

iPad2にしようといったん決めたのだが、25日発売が延期されて気勢を削がれてしまった。で、また店頭に行ったついでに店員にあれこれ聞いた。どこの店でも店員がいうのは、HTCの評判がいいですよ、レスポンスがとにかくいい、価格も安い・・・ほめ言葉ばかり聞いた。iPhoneに関しては、写真を見るならiPhoneがきれいでいいですよ、みんなiPhoneを気に入っているようですよ、といった評価だった。

これまでGalapagosとiPhone4に目がいって比較していた。デザインやディスプレイの大きさ、操作性などでGalapagosが気に入った。しかし高すぎる。不要な機能がありすぎてもったいない。そう思って買うのを踏みとどまった。値段からすればiPhone4のほうが買い得だ。しかし、JavascriptやFlash動画が表示できないのが難点だ。やっぱりAndroidにすべきだな、と思い直した。そうやってグダグダと迷ってきた。@nifty WiMaxのような決定打と思える商品がないということだ。

家族全員がソフトバンクなので、キャリアを変えるつもりはない。これまで店頭で使って機能・デザイン・操作性をチェックした三機種のスペックを比較した。HTC Desire HDの販売価格は昨年10月は¥83520だったのが、新規契約で¥23520になっている。

 機種 Softbank832P iPhone4  Galapagos HTC Desire HD
価格 ¥76320
(¥3180x24mo)
¥46080  ¥85920  新規¥23520
変更¥52800
発売日 2009年5月20日  2010年6月24日 2010年12月17日 2010年11月12日
OS/CPU - iOS 4.3/A4
RAM512MB
Android2.2/1GHz
RAM512MB

Android2.2/1GHz
RAM768MB

内蔵メモリ/外部メモリ  1GB 16GB/32GB
外部なし
380MB フラッシュ1.5GB
microSDHC32GB
ディスプレイ サイズ 3.0" 472x240 3.5" 960x640  3.8" 800x480  
解像度 フルワイドQVGA 326dpi    ワイドVGA 217dpi
種類 TFT液晶  Retina 3D液晶  TFT液晶
カメラ 画素数 322万画素 500万画素  960万画素  
静止画サイズ 1536x2048 1280x720  3552x2664 3264×2448
ビデオ

640x480 .asf
320x240 .3gp

720 x480
  30fps  H.264
mp4/m4v/mov
1280x720
mp4/3gp
 
1280x720
20fps H.264/mp4
FLASH x x Flash10.1 Flash10.1
ワンセグ x x
WiFi x 802.11b/g/n 802.11b/g/n 802.11b/g/n
Bluetooth x v2.1+EDR v2.1+EDR v2.1+EDR
国際ローミング(GSM+3G) GSM/EDGE W-CDMA/GSM  W-CDMA/GSM
Felica(おサイフケータイ)  x x
GPS ×  ○ A-GPS    ○
大きさ 50mm 58.6mm 62mm  68mm
高さ 110mm 115.2mm  121mm  123mm
厚さ 10mm 9.3mm 12mm  11.8mm
重さ 107g 137g 140g 164g
連続待受(3G) 460時間  300時間 410/350時間 400時間
連続通話(3G) 3時間 7時間 7時間(GSM6時間) 5時間(GSM6時間)
インターネット - 3G6H/WiFi10H    
ビデオ/音楽再生 - 10時間/40時間 音楽22時間  7時間/20時間
備考   写真・動画がきれい 3D写真撮影 手振れ補正・QRなし
世界対応

※更新日 2011年4月2日

 

DIGNOとSTREAM X

スマホ買い替えのためにいくつかのスマホを比較検討中。現在所有している携帯・スマホの機種変更の候補をウィルコムDIGNOとイーモバイルSTREAM Xに絞って比較した。改善したいこと、スマホの要件も整理して、ブログ「スマホ比較2013」に書いた。

要件に合う変更案がいくつかあり、最終的な判断ができない。女性はデザインで選ぶ人が多いと聞くが、男の私はやはり機能・性能・価格が気になり、論理的に判断して選びたい。月数千円ではなく、2~3年拘束で総額20万円の購入だから、数万円~10万円のパソコン選びより時間がかかる。

デザインでいえばSTREAM X、DIGNO DUAL2が好きだ。価格的にはSTREAM Xが買い得だが、GPS/ワンセグ/外部メモリーがないのが気になる。GARMIN GPSmapと照合すれば撮影場所の特定ができるが面倒だ。ワンセグがあれば旅の途中で見たい番組を見逃さずに済む。必須ではないが。速度制限のないWiMAXを解約して、1GB/5GB超過のときの速度制限(実質上使えない)があるものに移行するのはためらわれる。

auへ乗換えがお得?

これまで検討対象外だったdocomo/auを調べた。docomoは割高で気に入った端末がなかったので除外。au販売のシャープ, 富士通, 京セラ製のスマホを検討対象に加えた。デザイン・色からは京セラのURBANO L01グリーンが気に入った。最初に気に入ったウィルコムDIGNO DUAL2の姉妹品(DIGNO S)がauで販売している。

3年前購入したHTC+WiMAXは、通信速度制限なしで月額5539円。最新スマホと比較した価格性能面で、現在も最新スマホと遜色がない。WiMAX40Mbpsに対し、LTE75Mbpsと最大スピードは速くなっているが、横浜駅周辺での実効スピードは、WiMAX10Mbps, LTE11Mbpsとほぼ同じだ。WiMAXは速度制限なしだが、LTEはウィルコム1GB, イーモバイル5GB, au/softbank/docomo 7GBの制限がある。

データ通信量が多い使い方では、速度制限解除料金を勘案すると、パケし放題定額1980円(最初の6ヶ月)、3,880円、5985円と各社が宣伝している料金を大幅に超過してしまう。現在のHTC+WiMAXが依然として優位にあるともいえるが、LTEスマホにすれば2台を1台に集約できること、バッテリ消費量を押さえ充電の面倒さを軽減できるというメリットが得られる。

URBANOの連続待ち受け510時間、連続通話20時間は魅力だ。RAM2GBも魅力である。STREAM X のクチコミで評価が低い性能問題はRAM1GBに起因しているのではないかと思う。

価格性能面では、URBANO MNP契約で2年間6300円/7GBは買い得だろう。価格だけをみればSTREAM Xが6,505円で速度制限なしになるのが魅力である。

キャリア ソフトバンク au ウィルコム イーモバイル
機種 Desire HD 001HT URBANO_L01 DIGNO DUAL2 WX10K STREAM X GL07S
※URBANO/DIGNOは京セラ製
※STREAM XはFuawei(中国)製
※ウィルコム・イーモバイルは
ソフトバンク系列企業のため
MNP割引はない
発売日 2010年11月12日 2013年6月21日 2013年7月18日 2013年1月
本体価格 一括  83,520円
新規23520 変更52800
キャンペーン4800円
52,920円 71,280円 LTEスマホ割
実質0円
割賦 2205円→実質0円 プランLite 実質690円/月
接続サービス料
(月額)
電話・メール 980+315円 980+315円 980+315円 LTE電話+データ定額5
3880円
パケット 3G:390円~5950円 LTEフラット5,985円 4G:2980円
テザリング/WiFiルータ WiMAX 3854円/無制限 7GB/月 △ 525円/1GB/月 5GB/月(無制限2625円)
2年契約・毎月支払額 LTE 7245円/7GB
WiMAX無制限5539円
LTE 7,280円/7GB
MNP 6,300円/7GB
4G 5490円/1GB
18090円/5GB
4G 6505円/無制限
3880円/5GB
OS/CPU Android2.2/1GHz
RAM768MB
Android4.2
MSM8960(1.5GHz)
Android4.1
デュアルコア1.5GHz
Android4.1
クァッドコア1.5GHz
内蔵メモリ/外部メモリ フラッシュ1.5GB
microSDHC 32GB
RAM 2GB/ROM 16GB
microSDXC 64GB
RAM1.5GB+ROM16GB
microSDXC 64GB
RAM1GB+ROM32GB
外部メモリなし
ディスプレイ 液晶サイズ 4.3" TFT 4.7" TFT 4.7" TFT 4.7" TFT
ピクセル 800x480 1280x720 1280x720 1280x720
カメラ 画素数 800万画素 1300万画素(手振れ補正)
+97万画素
810万画素+120万画素 1300万画素+130万画素
静止画 3264×2448 4224x3000(13M) 3264×2448 4160x3120
動画 1280x720
20fps H.264/mp4
1920x1080 1920x1080 HDR
3gpp
1920x1088 HDR
?
ワンセグ
WiFi 802.11b/g/n 802.11a/b/g/n 802.11a/b/g/n 802.11b/g/n
Bluetooth v2.1+EDR v4.0+EDR v4.0+EDR v4.0+EDR
国際ローミング  W-CDMA/GSM W-CDMA/GSM W-CDMA/GSM W-CDMA/GSM
Felica x
GPS  ○  ○  ○
幅x高さx厚み 68x123x11.8mm 65x134x10.8mm 66x134x10.9mm 67x137x8.6/9.2mm
重さ 164g 140g 134g 122g
連続待受 3G 400時間 3G 620H/LTE 510時間 4G 310H/GSM280H 3G 310H/LTE 270H
連続通話 3G 5時間(GSM6時間) 20時間 3G14H/PHS18.5H/GSM10H 760分(12.6H)
テザリング  - 75Mbpsx10 75Mbps 連続480分x8 75Mbps 連続480分x8
バッテリー容量   2700mAh 2000mAh 2350mAh
備考 3年経っても十分な性能 機能・性能に優れる PHS対応のため割高 価格競争力あり

 

 

ウィルコム4G通信方式

 携帯・スマホの買い替えを検討している。たまたまウィルコムDIGNO DUAL2を知ったのがきっかけだ。機種の仕様をチェックし、IP接続の方式やカバー範囲をネットで調べた。いくつか疑問がわいた。4Gと4GLTEは何が違う? PHSとケータイは何が違う?旧ウィルコムと現在のウィルコムは何が違う?

データ通信方式

ウィルコムHPの「サービス・機能」ではパケット方式(PHS)とPIAFS(PHS)、さらに7種類のデータ通信方式の概要が説明されている。利用環境に応じて使う方式が違うということだが、それがどうした?電話機ごとのサポート仕様には5方式が記載されているが、DIGNOは - でサポートされていないということか?これはAirEdgeなどのデータカード向け通信方式か?

DIGNO DUALの「特長」ではPHSx3Gデュアル方式とULTRA SPEED(下り最大21Mbps)がある。「主な仕様」の中の「通信方式」では、PHPと3Gの二つが記載されている。それがどうした?チンプンカンプンだ。どうして訳の分からないことを書くのか、と愚痴をこぼす。

DUAL2の特長では、「高速データ通信4Gに対応」とある。下り最大76Mbpsである。ULTRA SPEEDも4Gも、サービスエリアも詳細はSoftbankモバイルを見ろ・・・と書いてあるだけだ。仕様ではPHS方式(1900MHz)、AXGP方式(2500MHz)、 W-CDMA方式(900/1500/2100MHz)の3種が書いてある。

ULTRA SPEEDと4Gと4GLTE

ウィルコムkらリンクを開くとソフトバンクHPに移動。3種類の高速データ通信のサービスエリアが掲載されている。つまり、ウィルコムはソフトバンクのデータ通信サービスを再販しているということか。これまではULTRA SPEEDで、DUAL2で初めて4Gに対応したということか?

4Gは下り最大110Mbpsで、対応機種は4GスマートフォンとULTRA WiFi 4Gだ。携帯3.5世代の次はLTEだと耳にしていた。ソフトバンクでは、4GLTEと呼んでいる。下り最大75Mbpsで、対応機種はiPhone5, iPad miniだ。ただし一部エリアだけでその他エリアでは37.5Mbpsだ。横浜駅近くのショップで聞いたら、実効スピードは11Mbpsくらいだという。

WiMax(下り最大40Mbps)実効スピードは横浜で測定したら空いているときは10Mbpsだった。二年前は3~4Mbpsだったから3倍くらい速くなった。4G実効スピードもエリアによっては速くなるのだろうか?

PHSとケータイ

「ウィルコムはPHSだから・・・」という人がいるが、ケータイと何が違うのかが分からない。Jフォン、写メールが普及した昔はPHSが多かったと思うのだが、私は使っていないので知らない。「旧ウィルコムが整備してきたPHS基地局は全国で16万箇所以上ある。これを4Gで使えるようにAXGPネットワークにアップデートする必要がある。」とMobile ASCII記事(2012年10月10日)に書いてあった。

4G方式のひとつであるAXGPネットワークが、過去に整備された基地局を使うということで、この4Gに対応したAndroidスマホでは下り最大76Mbpsのデータ通信が基本になるということだ。過去のPHSとケータイ(ガラケー)の違いなど気にする意味はないのだと思う。

iPhone5が使っているのが4GLTEで、Androidスマホが使っているのがAXGP方式の4Gということだと理解していいのだろう。先の記事でも、「Softbank 4G」は大きな意味ではLTEといってもよい」と書いている。

Softbank 4Gは、下り最大110Mbpsだが、発表では76Mbpsとなっている。これはスマホ端末の性能がまだ低いからだという。いずれ、110Mbps対応のスマホが出てくるのだろう。

旧ウィルコム

いくつかの記事で「旧ウィルコム」という呼び方をしていたので気になった。元は1990年設立のDDIポケットでPHS通信サービスのトップ企業だ。2005年2月に「ウィルコム」に改称した。その後PHS不振で経営破たんに陥り、2010年から会社更生法に基づく経営再建を行い、今年7月1日に裁判所から手続き終了決定が通知された。

会社再建でソフトバンクの支援を受け、現在はソフトバンクの100%子会社となっている。ソフトバンクCOO・副社長の宮内謙が代表取締役社長に就任している。Appleが一国一企業の提携戦略の方針変更に伴い、iPhone依存から抜け新たな市場を開拓する戦略事業としてウィルコムを位置づけたのだろう。

ソフトバンクが経営権を握る以前のウィルコムのことを「旧ウィルコム」と呼んでいるのだと分かった。要するに、ウィルコムのデータ通信サービスはソフトバンクだということだ。だから、乗り換えキャンペーン(パケット通信料月1980円)で、ソフトバンクモバイルからの乗り換えは対象外になっているのだとうなづけた。

ガラケー

携帯をsbからauに変えた。mnp乗換キャンペーンで、ガラケー月410円である。端末代金は実質0円である。二年縛りなので、二年間約1万円で買ったのと同じだ。もちろん通話料、ネット接続料は従量制で発生する。

スマホ解約料1万円

家族割などのオプションはゼロにした。ほとんど使うことがなく、緊急連絡バックアップ、待ち受けと二段階認証用に使うのが主な目的だ。HTCスマホはキャンセルした。今年4月で満期だと思っていたら自動的に二年契約になっており来年4月まで延長されていた。使わないのでペナルティ1万円を払ったほうが出費が少ないので解約した。

ガラケー・スマホの料金体系はいまだに分からない。複雑すぎる。割引、割引・・・とうるさい。いくら割り引いてもらってもありがたいという気がしなくなった。悪く言えば、割引、実質0円という言葉でごまかされている気がする。

年間支払額

そんなのは説明しなくて、二年契約だったら二年間でいったいいくら払うことになるのか?それを教えて欲しい。通話料は1分40円+消費税なら、自分で計算できる。30秒20円なんていわなくていい。1時間2400円+消費税だ。だから月平均1時間通話するなら、1年間で約3万円ですよ!と教えて欲しい。

Google Voiceで固定電話にしかかけないなら年間12時間通話しても、2160円だ。ガラケーでかけて10倍もの通話料を支払うのはもったいない。

パケット料

通話料は単価X通話時間でかんたんに計算できるが、訳が分からないのがパケット料だ。1パケットxx円ですといわれても、どれだけ使えばいくら支払うことになるのか官単位は計算できない。大体からして「パケット」ってどういう意味だ?一般消費者でその意味が正確に分かっている人はいないだろう。

ビット、バイトの世界で40年の経験がある私にだってよく分からない。1パケット256バイトの意味は分かる。しかし文字数1000文字(2000バイト)のテキストを送ったら、何パケットになるの?パケットの前後にスタート・ストップ・ビットとかエラー訂正コードが何ビットがついているの?という疑問がある。

面倒なので、電話をかけて調べてもらった。何パケット送ったらいくら支払うのかを聞いても意味がないから、ファイルサイズ1MBのデジカメ写真1枚を送ったらいくらかを聞いた。

答は1638円だった。

現在のデジカメやスマホの標準設定で写真を撮って送ったら、1枚で上限の月4500円になってしまう。つまり、「使った分だけ払えばいいんですよ」などというのはまやかしである。

デジカメ写真1枚をネットで送ったら、4500円課金します!といって欲しい。高すぎる!とみんな思うだろう。まあ、月4500円以上にはならないからいいだろうと思う。

ところが、PCブラウザーというわけの分からないのを使うと、4500円では6000円課金される。これが納得できない。一般ユーザはその意味が分からないだろう。私もむかしは、そんなことも知らずにプラス1500円、二年間で36000円も払わなくてもすんだものを払ってきた。パンフレットやWebを見てもどこに書いているか分からない。たった一箇所に小さい文字で書いてあるのを見つけて、だまされたような気分になったものだ。もちろ、販売店では一言も説明がなかった。

あれから7~8年経っているから、この悪しき商習慣(消費者にとって納得がいかない)はなくなっているかと思いきや、いまだにauでも同じだった。私がしつこく確認のために聞かないと、販売店はすぐには答えない。私のように細かくチェックするお客が少ないからだろうが、店員もそういう知識がないことがある。

「うるさい客」だと思われても、ほかの客が泣き寝入りするのも嫌だから店員にご忠告する。

スマホ契約料金の怪

 ケータイ・スマホの料金体系は難解だ。販売店・店員によって説明が異なったり、支所に理解した料金体系・契約条件があとで変わったりして理解に苦しむ。この数週間に経験したLTEスマホの誤認例をメモしておく。

ウィルコム 

CMやカタログで"定額1980円"と謳っている。これまでのSoftbank 3G携帯では、Yahoo!ブラウザ使用のとき最大4500円(分かりやすいように四捨五入。以下同じ)、PCブラウザを使うと最大6000円・・・と比べると破格の安さだ!しかし・・・

  1. よく見ると”最初の6ヶ月だけ”とある。さらに調べると、小さい文字で一行、"ソフトバンクモバイル、ディズニーモデル?・・・は対象外”と書いてある。つまりSoftbank 3G携帯からウィルコムに乗り換えると、最初の月から月額2980円だ!
     
  2. さらによく調べると、”月当たりデータ通信量が1GBを越えると通信スピードは128Kbpsに制限される”、”この制限を解除するときは超過100MB当り315円支払え”という条件がある。128Kbpsというのは、ファイルサイズ1.6MBの写真一枚を受信するのに、100秒かかるということ。写真が10枚掲載されているウェブページを見るのに、1000秒(16.7分)かかる。microsoft.com(約1020KB)を開くのに、1分異常かかる。これは実質上使えないということだ。
     
  3. 月10GBを128Kbpsの制限なしに送受信すると、31330円〔2980/1GB+(9GB/0.1)*315〕課金されることになる。たとえば一本100MBの動画を一日3~4本見る人は月3万円以上支払うことになる。
     
  4. 誰とでも定額 すべてのケータイへ  通話料0円」と書いてあるが・・・。月額980円で、他社携帯・固定電話への通話無料”というが、実際は一回10分まで無料だ。10分を越えると30秒21円課金される。
     
  5. 月1450円払えば、ウィルコム同士は24時間無料になるが、最大2時間45分までだ。コンテンツサービス(H”LINK、地図情報・駅すぱあと・メールマガなど)は対象外で有料になる。
     
  6. さらによく見ると、3G回線の電話番号発信は対象外で、一律30秒当り21円課金される。3G携帯の電話番号を継続すると、誰とでも定額は適用されないということか?
     
  7. 無料通話対象外の電話番号が1000件近くある。一覧(pdf)。これはどういう電話番号なのか?LINEやSkypeによる通話は無料か?

イー・モバイル

販売店に行くと ”LTEスマホ データ通信 定額3,880円”、”他社はLTE定額5980円” と大きく書かれている。よく調べると、以下の制限がある。

  1. 月当り5GBまでLTE下り最大76Mbps~横浜駅周辺での実際のスピードは11Mbpsくらいだとヨドバシカメラの店員が教えてくれた。これは多分ドコモ、au、ソフトバンクのLTEでも同じだろう。つまりWiMAXと同じくらいのスピードしか出ないということだ。
     
  2. 5GBを越えるとスピードは128Kbpsに制限される。制限解除料は月2625円だ。つまり月5GB以上のデータを送受信する人は月額6505円支払えば無制限に使える。ヤマダ横浜本店にある販売店の店員が教えてくれた。
     
  3. 後日、ヨドバシカメラで聞いたら、「来年5月から月間10GBに制限される」という。ITmedia Mobileの記事(2013-2-21)で同じことが書いてあった。ところが3月5日に「10GB制限はデータ端末向けの制限」だと訂正。しかし3月15日には「スマホも10GBに制限される」とイー・アクセスが訂正したという。ヤマダの店員に確認すると「WiFiルータの制限で、スマホは無制限です」という。どっちが正しいのか?
     
  4. 一日のデータ通信量が300万パケット(366MB)を越えると、その日の21時から翌日2時まで128Kbpsに制限される。この制限は、月間の制限解除料2,625円を支払っても有効である。これは困る。30分のHD動画一本をサーバにアップしたら終わりだ!また、たとえばYouTube "AKB48 板野友美 卒業SPメドレー"(HD158MB)を二回見たら三回目の途中で300万パケットを越えてしまう。
     
  5.  月額1400円払うと、他社携帯・固定電話への通話料が無料になるというが、一回10分間までが通話無料だ。10分を越えると30秒当り18.9円課金される。国際電話、テレビ電話、留守番電話(1416)、番号案内、ナビダイヤルなどは対象外で、その都度課金される。
     
  6. 2013年8月からソフトバンク3Gを使えると発表されたが、つながりやすいプラチナではなく、従来のつながりにくい3Gだけである。

au

LTE基本料980円+LTEインターネット接続料(メール)+LTEパケット通信料定額5,985円=合計7280円で、下記の制限がある。

  1. データ通信量は月間7GBまで。これを越えると128Kbpsに制限。制限解除料は2GB当り2625円12GB使うと、15155円。従量制の場合の最大は21000円。
     
  2. 画像・動画ファイルは通信の最適化が行われる。最適化とは、スマホ画面に適したサ
    イズに圧縮・変換すること。圧縮・変換の時間分だけ表示・再生までに時間がかかる。
     
  3. MNPの場合、2年間基本料(980円)が0になる。月額は合計6300円になる。

ドコモ

スマホ(Xi)パケ放題ライト :定額6730円/3GB →9355円/5GB
スマホ(Xi)パケ放題フラット:定額7780円/7GB →15655円/12GB 

  1. 128Kbps制限解除料 2,625円/2GB
  2. 直近3日間1GBを越えると遅くなる。
  3. 通信中はBluetooth®通信、USBケーブルの接続利用、赤外線通信および無線LAN通信ができなくなる機種がある。
  4. 2年契約。途中解約料9975円
  5. Xi定期契約型料金プラン以外への変更などの場合も9975円

 ソフトバンク

4Gスマホ パケット定額フラット: 7280円/7GB →15155円/12GB
パケット定額2段階: 3395円~7805円/7GB

  1. 128Kbps制限解除料 2,625円/2GB
  2. 2年契約。途中解約料9975円


ソフトバンク新スマホ比較

共通仕様
OS: Android4.2、4G対応: 下り最大76Mbps(AXGP)、プラチナバンド: 3G下り42Mbps、無線LAN: 2.4/5GHz対応、Felica/ワンセグ
※DIGNO DUAL2はウィルコムから販売されている商品。ほかはソフトバンクが販売。

  RAZR M 201M AQUOS 203SH ARROWS 201F DIGNO R 202K DIGNO DUAL2
メーカー モトローラ シャープ 富士通 京セラ 京セラ
表示画面 4.3型有機EL 4.9型液晶 4.7型液晶 4.3型液晶 4.7型液晶
画面解像度 540×960ドット 720×1280ドット 720×1280ドット 720×1280ドット 720×1280ドット
サイズ 61×123×8.3mm 69x137x10.9mm 65×129×10.9mm 60×122×10.4mm 66×134×10.9mm
重量 約128g 約146g 約145g 約94g 約134g
CPU MSM8960 1.5GHz Pro APQ8064 1.5GHz Pro APQ8064 1.5GHz MSM8960 1.5GHz MSM8960 1.5GHz
メモリー容量 8GB/1GB 32GB/2GB 32GB/2GB 16GB/1.5GB 16GB/1.5GB
カメラ画素数 約800万画素/
約30万画素
約1630万画素/
約120万画素
約1310万画素/
約120万画素
約810万画素/
約32万画素
約810万画素/
約120万画素
バッテリー容量 1940mAh 2200mAh 2420mAh 1800mAh 2000mAh
赤外線 ×
防水/防塵 ×/× ○/○ ○/○ ○/○ ○/○
連続待受時間 約520H/200H 4G340H/3G400H 4G510H/3G690H 4G350H/3G500H 4G310/3G400
連続通話時間 約950分 3G 830分 3G 1010分 3G 780分 1110分/840分
発売時期 2012/12 2013年3月8日 2月16日 7月5日 7月18日
販売価格 30,720円 71,520円 52,800円 30,720円 71,280円
パケットし放題 4,383~7,253円 4,975~7,535円 4,193~7,253円 4,383~7,253円 5,298円/1GB

 ※パケットし放題 for 4G 2,100円~6,510円  パケットし放題フラット 5,460円 + 電話・メール →6,800円/7GB/MO
 ※@nifty WiMAX Flat 3,854円 +スマホWiFi 710円 = 4,564円 (+携帯1,690円) →6,300円/MO
 ※3Gスマホの場合、WiFI接続サービス料は390円~ (4Gスマホは2100円~
 

タブレット比較

iPad/Nexus7/Kindleの最安価格を調べた。http://agorian.com/wiki/machines/mobile/tablet.html

各社スマホ料金比較

月間1GB~12GB使うときの各社LTE/4Gスマホ料金を比較した。毎月のデータ通信量の制限、超過したときの追加課金、各種割引の制限、対象外のサービスなどに細心の注意が必要である。”1980円”、”無料通話”、”無料メール”、”実質0円”などの宣伝文句には特に注意!!!

  最低料金(含むテザリング)*1 月間7GB 月間12GB 通話料/1H 他社SMS
ウィルコム 3年契約 1GB 4800円(980+315+2980+525)  23700円  39450円  2520円*2  3.15円
イーモバイル 2年契約 5GB 3880円(通話+データ+テザリング)   6505円   6505円  2268円*3  2.1円
ソフトバンク 2年契約 7GB 7280円 2年後7805円   7280円  15155円  2520円*4  3.15円
au 2年契約 7GB 7280円 〔MNP2年間6300円〕   7280円  15155円  2520円*4  3.15円
ドコモ 2年契約 7GB 7780円 〔3GB 6730円〕   7780円  15655円  2520円  3.15円
  1. 各社とも途中解約料 9975円
  2. 月額980円で、10分まで無料
  3. 月額1400円で、10分まで無料
  4. 月額980円で、通話料半額(1時間1260円)

Skype/Lineなどの利用

”無料通話・無料メール”といわれるが、パケット料が発生する。長電話、デジカメ写真添付メールが多いとパケット料が巨額になったり、速度制限(128Kbps)が早まったりする可能性がある。

Google Drive/Dropbox/iCloudなど

バックグラウンドで画像・動画ファイルの送受信が行われる。気づかないうちにパケット使用量が増大する。たとえばイーモバイルで、昼間に一枚1.6MBの写真を200枚撮影すると、その日の21時から128Kbps速度制限になってしまう。DriveとDropbox両方を使っていると100枚で速度制限に引っかかる。

YouTube/Blip/Vimeoなど

動画サイトにアクセスして再生すると、HD2~3本で制限オーバーになってしまうことがある。最近の多くの動画がストリーム再生になっているので、端末にキャッシュされない。つまり同じ動画を再生しても使用パケットは同じ量だけ増える。

スマートフォン関連記事

  1. Google Play アプリケーション動作確認
    Facebook,Twitter,Evernote,Firefox,CamScanner,Y!乗換案内,Navitime,マップ,Speed Test,TED,Google+,Cafe+,LINE,Skype,Google Voice,Playブックス,Dropbox,ドライブ,iMindMap,LiveShare,Pinterest,Flickr,音声検索,トーク,天気,Battery Widget,blip,Expedia,FMラジオ,フラッシュライト,ローカル,緊急地震速報
  2. 海外で通話・テザリング使えるか?
    料金体系は?
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    音声データのパケット数は?
  4. HTC0096 MNPで解約料は?
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  5. 090以降後、電話帳を開けるか?
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  6. 2年後の2年契約で解約料が必要なのか?
  7. 2014/5から10GB制限になるのか?
     

携帯・スマホのIP接続

ウィルコムDigno Dual2が気に入った。iPhoneより画面が大きく軽量で連続通話時間も2倍になっている。手に持ってしっくりくるのがいい。デザインも価格性能も申し分ない。大雑把にいうとソフトバンクiPhone5は7000円、au iPhone5は6000円に対し、Digno Dual2は5000円だ。しかも+500円でテザリングも可能。性能はHTC001+WiMAXをはるかに凌ぎ、費用は同じくらいだ。現在の携帯電話とWiMAXを解約し、Digno Dual2ひとつにすればパソコン、HTC、iPadからも追加費用なしにIP接続できる。

昨夜、ある懇親会に参加した。久しぶりの銀座だったので早めに行った。有楽町駅前のビックカメラで最近のパソコン、スマホ事情を学んだ。店頭に展 示している最新パソコンのほとんどは10万円超の高価格商品で、1.5GHz 2GBが標準になっているようだった。昨年発表の商品が買い得で、5万円前後で販売されていた。一年半前、HD動画再生・編集のために買ったパソコンとほ ぼ同じ性能・機能のものが半額になっていた。半導体業界で30年以上前にいわれたムーアの法則が、近年はパソコン価格性能でいまも続いているといっても過 言ではない。

スマホ商品は百花繚乱といったところだ。さぞかし選択に迷うことだろう。店員の説明を聞いて もガラケーだ、アンドロイドだ、LTEだといわれたって何のことか分からない人も多いことだろう。私の携帯電話は7年前に買ったSamsung製だ。一秒 に数行しかスクロールしないのでイライラする。3年前にワンセグTV付きの携帯(85000円)に買い換えたが、数ヶ月前にカメラが壊れ、液晶も壊れて メールが読めなくなったので引き出しに放置されていた古い携帯に替えて使っている。

パソコンも携帯も数年で買い換える消耗品のごとくなった。もったいない話だが、売る側からすれば買い替え需要を喚起しないと商売にならないのも事実だ。

スマホは2年半前に買った。Andoroidスマホだ。パソコン代替品のテスト用に、キャンペーンを利用して4800円で買った。接続サービスは最小限の毎月1295円の支払いだけだ。ネット接続はWiFiなので、パソコン用WiMAXを追加費用なしに無制限に使える。

ス マホを買うときに、ひとつのネット接続契約でパソコンも3G携帯もスマホもタブレット(iPad)も使えるのを探したがなかった。パソコンとスマホ、タブ レットをひとつのWiMAX接続契約で使うようにした。残るのは携帯電話だ!携帯でパソコンサイトを見た途端に毎月6000円チャージされるのはもったい ない。

やっと期待していた商品が出た!ドコモもAUもソフトバンクも既得権益を守るために発売できなかった商品が、ウィルコムから発売されていることを知った。今夜の民放TVを見ていたらCMも流れていた。

数 年前からの期待は、自宅PC、モバイルPC、携帯電話、スマホ、タブレットすべてがひとつのIP接続契約になることだった。ウィルコムが他社より低価格 で、これを実現したということか?時間がなくて詳しく聞けなかったが、これから確認をしていこうと思っている。現時点で把握しているのは下記のとおりだ。

    * ソフトバンク iPhone5へ機種変更 割引後2年間毎月6095円~8005円 WiFi接続不可
    * au iPhone5(16GB)へ乗り換え 2年間毎月5985円 WiFi接続可能(機種代金+毎月1295円)
    * ウィルコムDigno Dual2 月690円x24ヶ月+基本1295円+4G2980円(半年後)=4965円

    * LTE 最速75Mbps  実効10Mbps(東京)月当たり7GBを越えると128Kbpsになる。
    * WiMAX 最速40Mbps 実効3Mbps(横浜)パケット制限なし
    * ウィルコム パケットなしだと月1450円 使ったとき最大月2800円
+525円でテザリング可能(WiMAX契約より安くなる)

※PHS契約件数は、ピーク時の1997年9月、705万件から右肩下がりで減少し、2010年12月には365万件を切った。その後、次第に契約数は伸び、2013年2月には500万件を越えた。それでも全契約数の5%にも満たない状態だ。

 

 

携帯・スマホの商法

スマホ買い替えを検討した結果、定額3880円のE社の機種にしようと思ったが、契約直前で「S社からの乗換えはプラス1000円、月4880円です」と告げられた。競争会社のA社、N社からのMNP乗換えの場合3880円だという。初耳だった。E社はS社の子会社。同じS社グループのユーザはプラス1000円支払え!といっているようなものだ。自社ユーザを大事にしていないのではないか?携帯解約料(9975円)は「ユーザ囲い込み」が目的で、違法判決が出ている。

うまい話には落とし穴

世の中にはマルチ商法、ガチャ商法、あのね商法、デート商法、アンロック商法、催眠商法など歓迎されない売り方、ときには詐欺とみなされる商法がある。警視庁ホームページ「安全な暮らし」では12の”悪質商法”を説明し、手口にだまされないように注意している。たとえば”催眠商法の手口”では、「うまい話には落とし穴」があるということに注意すること・・・と書いている。

携帯電話・スマホの契約では、その料金体系や制約条件が複雑で素人には理解できないことが多い。買ったあとで後悔しないように事前に調べるが、調べるたびに新しい事実(契約条件)に気づく。先日各社について気がついたことを整理したブログ(スマホ契約料金の怪)を書いた。うまい話に落とし穴がたくさんあって驚いた。

S社からのMNP乗換えはプラス24000円

検討した結果、S社からE社にMNP(同じ電話番号継続)乗り換えに決め、今日契約しに行った。S社からMNP予約(乗り換え確認書)をもらい、E社で契約しようとしたら、「S社からの乗り換えでは毎月プラス1000円になります」と告げられ唖然とした。これまで何度も複数の店、店員に聞き、パンフレットを読み、ネットで契約条件(とくに小さな文字で書いてある但し書き)を読んで、さらに店員に確認し・・・というプロセスを経たあとだったので驚いた。

A社ではMNPだと二年間毎月1000円割り引きの特典を利用すると、月6300円。E社は毎月3880円。MNPについては最初は気づかなかったが何回目かに()内に「S社・・・は対象外」と書いてあるのに気づいた。乗り換え割引がなくても3880円なら安いと思った。A社とE社の機種の性能・機能はほぼ同じで、E社機種にはワンセグがない、A社機種にはワンセグがあり連続通話・待ち受け時間がE社の2倍あるといった違いがあるくらいだ。

大差ない性能・機能なら、毎月2420円も支払いが少なくて済むE社にしようと思った。

ところが、S社からの乗り換えのときは毎月4880円です!と契約直前に告げられた。「そんな条件は知らなかった。どこに書いてあるのですか?」と聞くと、店員は「パンフレットにもネットにも書いていないですね」という。

「毎月3880円!他社は5980円!・・・安いですよ!キャンペーンは予告なしに終了します!」、「買うなら今でしょ!」というのは”催眠商法”の一種ではないかと思った。「割引!」、「実質0円」、「無料」などという売り文句は時代遅れで、消費者もそれを鵜呑みにするほどバカではない。

そういう「うまい話には落とし穴」があるというのは私も分かっていたつもりなので、事前にあれこれ調べた。買ってしまってから、「そんな話は聞いていなかった、知らなかった」といっても契約書にサインをしたら自分の責任である。だから念には念を入れて確認し、納得した上で買いたい。

契約条件・価格が不明瞭

私が腑に落ちないのは、3880円だと宣伝しておきながら「S社からMNP乗り換えのときは4880円になります」という説明はどこにも記載していないことだ。消費者に不利な条件を隠して、安いことを強調して買わせようとしている・・・と解釈されても仕方がない。

E社はS社の関係会社である。グループ企業ともいえる。S社からMNP乗換えをすると、4880円。A社・N社からだと3880円。S社解約料・MNP手続き料合わせて12000円、E社登録に3800円(うろ覚え)、2年間毎月1000円プラス(合計24000円)・・・つまりSグループ内でのMNP乗り換えに約4万円支払え!ということだ。それが条件だと知ったが、契約直前にいわれるといい気持ちがしない。それなら最初からそれを公表すべきだと思う。

どうして同じSグループ内での乗り換えに4万円も支払わないといけないのか?筆頭株主のS社が投資先会社(取締役3人がS社)いじめをしているのではないかと疑いたくなる。もちろん、Sグループとして競争他社の客を取り込みたいたいから、A社N社からの乗換えでは3880円!と銘打っているのだろうが、長年S社の携帯を使ってきた顧客に対しては25%上乗せした価格にするとはどういうことか?これでは長年の顧客の信頼を裏切るのではないか?

E社に乗り換えるのはいったん思いとどまった。10年以上、家族で6回線もS社と契約してきたが、それも終わりにしたい。当然同じグループのE社もW社も乗換え対象にしたくない・・・という感情がおきても仕方がない。感情で判断して今後S社はキライ!となれば友人・知人には一切勧めないことになる。クチコミは瞬く間に何万人にも流布される。Sグループは顧客を囲い込み、他社競争に勝とうとすることがうらめににでて、長年のユーザを失っていくことになりかねない。もちろん、感情で物事を判断はしない。価格性能、顧客サービス、二年契約に足る信頼度など総合的に判断することになる。

既存顧客を大事にしているか?

私はどちらかというと反体制派のほうで、既得権者に挑戦するほうに組する。S社が既得権益を守ろうとする旧体質の企業に挑戦し始めた10年前からS社を応援して来た。攻めのS社だったが、iPhone独占販売を始めてからだろうか、「不服だったら買わなくていい」といった態度の販売店が増えたようだ。対応が横柄になったと感じるのは私だけだろうか。もちろんヨドバシとかヤマダとかにある販売店ではそういうことがないが、町の販売店では対応が悪くなっている。駅前にある販売店数ヶ所での店員の応対から私がそう感じただけだが、同じことを言う友人もいる。

「日本で1番2番ではなく世界で1番2番を目指したい」とS社長は得意に話していたが、お膝元の日本のユーザを大事にするのが大前提だと思わないのだろうか?謙虚さを失い、既存顧客の反感を買うような施策のままだと、経営は立ち行かなくなる。

ともあれ、今回の件で三回にわたって丁寧に説明してくれたヤマダ電機店内のE社店員に感謝する。この店員の応対が気に入って、他の店ではなくここで契約しようと思ったのも確かである。契約の土壇場で考え直すことになって申し訳ない。新規購入なら3880円だと分かっている。10年以上使ってきたS社メルアドを失ってもE社にしようといったん決心したが、メインの電話番号も失うのは避けたい。

携帯業者と知恵比べ

「通信速度制限の解除ができます(2Gバイトごとに2,625円かかります)」という記述を見つけた。docomoもauもSoftBankもおなじで、まるでその説明を見つけられないようにしているかのごとくである。調べ始めて最後の最後に気がついた。ウィルコムにいたっては0.1GBごとに315円なので、12GB使ったら約4万円も支払うことになる。

直近3ヶ月のWiMAXパケット使用量は5千万~1億パケットで、6月、7月は約12GB送受信している。今後も12GB使うと仮定して支払い月額を試算した。機種の割賦代金・割引などは除外した。

  定額料 通信速度制限 制限解除料 音声通話契約 7GBのとき 12GBのとき 対象機種
docomo
Xiパケ・ホーダイ
フラット
5,985円 7GBを越えると
月末まで128Kbps
(実質上使用不可)
2GBごとに2,625円
(11GBまで11,235円)
基本使用料780円/1,560円
spモード315円
Xiカケ・ホーダイ700円
(ドコモ同士のみ無料)
新規7,780円 15,655円 Xiスマホ
Galaxy
Xperia
au
LTEフラット(MNP)
5,985円 同上
直近3日間1GB超
終日制限
同上
 
誰でも割 (にねん) 980円
(1~21時 au通話無料)
LTEネット 315円
新規7,280円
乗換6300円?
15,155円

URBANO L01
2205円x24
→1111円→実質0円?

SoftBank
パケットし放題
for 4G
5,460円 同上
直近3日間1GB超
終日制限
同上 ホワイトプラン980円
S!ベーシック315円(Email)
変更6,755円
(3G 5,705円)
14,630円 DIGNOR R 202K
ウィルコム
プランLite
2,980円 1GBまで
テザリング525円
0.1GBごとに315円
※+6GB 18,900円
基本使用料980円
メール315円
新規23,700円
1GB4,800円
39,450円 DIGNO DUAL2購入
1GBまで月5,490円x24ヶ月
イーモバイル
LTEデータ定額5
3,880円 5GBまで
テザリング無料
2,625円で無制限 なし(EM通話・メール無料) 新規 6,505円
5GB3,880円
 6,505円 STREAM X GL07S購入
5GBまで月3,880円

 ※EM LTE 3Gは2014/5から10GBに制限  直近3日間839万パケット以上のとき終日制限  3Gプラチナは対象外でつながりにくい?  SBのWiFiスポット無料? 他社携帯・固定電話10分300回¥1400で無料通話

 

 

誤魔化されやすいスマホ契約

携帯・スマホ・iPad・IP接続の契約を見直している。Yahoo!BB 8M, E-Mobile接続、 au光100Mネット接続をすべて解約し、@nifty WiMAX 40Mbpsひとつにしてから2年半経った。75Mbps通信インフラが普及し始め、テザリングが可能なスマホの時代になったので、クラウド用モバイル機器とIP接続契約を見直している。

二年半前、パソコン・スマホをWiMAXルーターにWiFi接続する構成にして、携帯・パソコン・スマホの毎月の接続サービス支払いが、半分以下になったので大満足だ。しかし欲をいえば切りがない。この二年間待ち望んでいたのはテザリングだ。二年前もテザリング可能なものがあったが法外なサービス料だったので加入する気にならなかった。先週DIGNOを偶然目にして気に入ったので調べ始めた。ほとんどの最新スマホでテザリングが可能で、サービス料も手ごろになった。

販売店でいろんな質問をして理解しようとしているが、これが厄介だ。この数日いろんな勘違いをした。今後の参考のために書き留めておく。
 

何度かブログにも書いたと思うが、とにかく日本の携帯とIP接続の料金体系が複雑で、勘違いするような書き方が多い、「携帯端末無料!」といった表記がいまだにある。数年前に過剰広告として公正取引委員会から警告されたはずなんだが、悪しき慣習はなかなかなくならない。業者のサイトで情報を集め勉強し、店頭で販売担当者に聞いて確認しても、勘違いが生じる。いくつか例を挙げておく。

  1. パケット定額料1980円!」というセールストーク
    これは最初の6ヶ月だけだと知ってガッカリ。その後は月2980円である。知りたいのは二年契約で総額いくら払うことになるかだが、その答えを知るのに時間がかかる。最初からそういう説明をする店員は皆無だ。月1980円と聞いて、端数を切り上げて二年間5万円・・・これならいいと思うが、実際は7万円支払うことになる。これではガッカリする。

    さらに、月当り送受信パケットサイズが1GBを越えると、128Kbpsに速度制限されると聞いてまたガッカリだ。写真・音楽・動画を含むウェブサイトによくアクセスする人だとあっという間に1GBを超過する。高品質の数分の動画10本くらいを見ればそれで終わりだ。128Kbpsというのは、デジカメ写真1枚(1MB)を見るのに1分以上かかるということだから実質上使えなくなるということだ。10年以上昔に戻るのと同じだ。
     

  2. iPhone5料金プラン定額8735円
    ある店で聞くと、「iPhone5は月8735円、これしかありません」、「WiFiはできません」、「テザリングもない」と一蹴された!いやなら買わなくっていい!といわんばかりだった。あきれてそれ以上話をする気にならなかった。隣のau店で聞くと、「電話中心の使い方でパケット従量制だと月3395円から、WiMAXを持っているなら3395円で済みます」と説明してくれた。それが私の前知識だったので、「ああこの店員は客の応対を心得ているな」と思った。

    何も知らず、店員のいいなりでiPhone5を買ったら、二年契約で総額21万円以上を支払うことになる。この契約ではSB同士だと24時間無料、テザリングも無料だという。ところがよくよく聞いてみると24時間無料は最初の2ヶ月だけで、テザリングは二年間だという。つまり三ヶ月目からは月9235円。三年目からは月9750円、二年継続契約で23万円ということになる。現在のスマホ+WiMAXと同じように使えば、総額8万円で済む。三倍近くの差がある。
     

  3. スマホ下取りで月1000円割り引き
    こちらの料金シミュレーションを見ると「スマホ下取り割」適用で月1000円割り引く・・・となっている。二年契約の話をしているので、二年間2395円/月と思ってしまう。ところがそれは最初の一ヶ月だけの話だ。要するに、いま持っているスマホ(HTC001HT)を1000円で下取りするといっている。HTCはiphoneと比べても遜色がないと思っているから、なんだか馬鹿にされたような気分だ。

    同じようなことがポイント割引でもある。手持ちのポイントを使うと月490円割引します・・・とある。毎月かと思ったらやはり一ヶ月だけだ。よく考えたら毎月ということはないのだが、二年契約で毎月の支払いは?というのを試算しているから、ついつい毎月割引だと思ってしまう私のようなバカもいる。最初の付きの支払いをやすく見せて買わせようとする魂胆が見えていやな気分になる。
     

  4. パケットし放題3880円
    Docomo/au/Softbankの「パケットし放題」は定額5960円に対し、EMは「3880円」という看板が目に入る。毎月2000円も安いとはどういうことか?
    俄然興味を持って店員に聞いたら、隠れた仕組み(制限条件)も見えてきた。

    他社の価格は、LTEパケットし放題フラット5460円+テザリングオプション500円である。実際には最初の二年間はテザリング無料になっているので月5460円だ。一方、EMOBILE LTE対応スマートフォンの場合、LTE電話プラン(にねん)+データ定額5(テザリング含む)の毎月額が3880円・・・これだけみると明らかにEMは安い。ハイエンドの最新スマホSTREAM X GL07Sが初期費用0、毎月定額3880円ですぐ使える。

    じつはDIGNO DUAL2が気に入って説明を聞いたウィルコム店員が、「お客さんの使い方だとEMOBILEがいいかも知れません」と教えてくれた。SB店員は自社のことしか説明しなかった。EM店員に聞いたら、この人も丁寧に詳しく説明してくれた。とくに誤解しないようにと、WiMAXや他社との違い、注意点を教えてくれたので好感度があがった。

    • WiMAXは1年単位の契約で途中解約の違約金は1万円(正確には9975円)に対し、EMは2年契約になる。途中解約/機種変更の違約金は同じ。
    • WiMAXに速度制限はないが、EMでは月5GBの制限がある。5GB越えたときからカレンダー月末まで128Kbpsになる。
    • さらに午前2時~午後21時の間に300万パケット(366MB)を越えると、その翌日の午前2時までの5時間は128Kbpsになる。
    • ただし、追加費用2625円を支払えば、毎月/毎日の速度制限を解除できる。つまり5GB超過の月は6505円を支払えば速度制限なしになる。
    • 他社(Docomo/au/Softbank)の速度制限は7GBまで。

    ※EMの利点については別途述べる。

  5. 2100円で機種変更
    4GやLTEの必要がなく、電話中心に使うなら3Gスマホで十分だ・・・「登録料2100円だけで現在の携帯(832P)を、3Gスマホに交換できますよ」と聞いた。昨年末からSBが販売しているスマホはすべて4G/LTEだから、一年以上前に発売されたスマホで、特定の機種だけが対象になる。液晶が一部見えなくなり、カメラも壊れ、バッテリが1時間も持たなくなった携帯より、新しいスマホがいいに決まっている。WiMAXがあるから現在の支払い額(3G携帯+スマホの2台で月3000円くらい)のまま、登録料2100円で新しいスマホになる!

    4Gスマホを検討して買うまでのつなぎで、勧められた3Gスマホに交換することにした。ただし、電話帳や保存メール、写真などをバックアップしないといけないので一日の猶予をもらって取り置いてもらった。数ヶ月使ったあと、4Gスマホへの機種変更が可能で違約金が発生しない、数ヶ月しか使わなくても2年以上使っていることになるから割引の対象になる・・・などの条件を確認した。

    ところが・・・最後の契約書の細かい条件の説明になったときに、「2年間拘束で途中解約や他社機種変更には1万円の違約金が必要」という条項に気がついた。SBがいう「機種変更」とは同じSBの機種への変更だった。迂闊だった。ウィルコムやイーモバイル、auのスマホに変えることも検討していたので、これは困る。気に入ったスマホならまだしも、ピンク色の気に入らないデザインのスマホを使うのはいやだ・・・とワガママがでてキャンセルした。直接4Gに切り替えたほうがいい。

 

4Gスマホ割引プラン

販売店キャンペーンによって2年契約・支払い総額に大きな違いがある。新規契約の場合、81,270円~96,270円だ。ソフトバンクからのMNP乗換えだと、ソフトバンク解約料・解約手数料を含めて、132,345円支払うことになる。au/ドコモからのMNPだと、108,345円だ。

★バリューセット(戸塚店) 
24ヶ月支払い総額 94670円~  

★月割りプラン
24ヶ月支払い総額 96270円~  

★月割りキャッシュバック(東京店)
24ヶ月支払い総額 81270円~

★SBからMNP乗換え
24ヶ月支払い総額 132345円~

※横浜店ではプランによってキャッシュバックが1万円(定額5)、3万円(Lite)、4万円(4G)
※ヤマダ電機ではスマホ契約のキャッシュバックはない。ヤマダ電機のほかの商品を買うと5000円割引きの特典がある。

※上記のプラン、キャンペーンはすべてStream X GL07sの場合である。

 

emobileLTE実効スピード

LTEスピード測定結果 ぶらり旅に出る前に欲しかったLTEスマホを買った。初めてのLTE対応スマホ、STREAM X GL07Sにした。データ通信に強いベンダであること、価格が最も安いこと、端末機能・性能が最高レベルであること、LTEに加えてHSPAに接続できることなどが決め手だった。二年契約で定額3880円だ。端末代は4万2千円引きで実質0円だった。

機能的にはこれまで使っていたAndroidスマホとほぼ同じで特に支障はない。ただひとつ、スマホ版GMAPで、マイプレイスが使えないのが不便だ。古いスマホ(HTC001HT, Android2.1)では使える。一番気になるのは回線接続スピードだ。SPEEDTEST.NETで測定した。

現在のところ、LTE下り最大75Mbpsという謳い文句とおりのメリットは享受できない。

テザリングを使っていると、音声通話はつながりにくく、つながっても通話品質は悪く、とても話せる状態ではない。通話とデータ通信が統合されるのはいいが同時使用はまだ無理だということだろう。Google Voice, Skype, LINEの通話品質は結構よい。Voiceを使った固定電話への通話料は、世界中どこでも1分3円だから、固定電話も携帯電話も不要だ。

データ通信は、しばらくWiMAXを利用し続けるほかない。

10月末からはWiMAX2+のサービスが開始されると聞いた。下り最大330Mbpsの高速通信が実現される。WiMAXの8倍、LTEの4倍以上のスピードだ。2017年には1Gbpsを実現する計画だという。光データ通信のモバイル版である。家でも外でもWiMAXだけで事足りる時代になった。

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